お遊戯会に向けて・・・
広田幼稚園の行事はこども主体。
12月17日に本番を迎えるお遊戯会では、なんの劇がいいかな、どんなセリフにしようか、どんな振付をしようか・・・
ゼロからじっくり時間をかけてこども達と話し合いながら作っています。
舞台に飾るものも、身に着けるものも、自分たちの手で作ります。
年長さんではデザインも自分たちで話し合って決めるところから始めました。
広田幼稚園ではこの話し合いの時間をとても大切にしています。
話し合うという経験を通して、自分の意見を言うこと、周りの意見を聞くことを年齢に応じて先生が援助をしながら経験しています。
行事当日に大人目線で見た格好良い姿を見せることが目標なのではなく、行事に向けた活動の中でどんな経験をするか、ということを最優先に考えた保育を行っています。
大人が作ればもっと完成度の高い牛さんになるでしょう。
でもこども達が一から考えて毎日コツコツと作り、壊れてはまた直し・・・を繰り返した経験に勝るものはありません。
昨日、今日は予行練習を行いましたが、広田幼稚園では予行練習のことを「小さなお遊戯会」と呼びます。
日ごろからすべての活動がこども主体のものでありたいという考えで、保育の中では「練習」という言葉を使いません。
ですので、予行練習もこども達にとってより親しみやすく、そして「練習」ではなく保育の一部となるように、「小さなお遊戯会」と呼んでいます。
小さなお遊戯会が無事終了し、こども達は本番に向けて益々期待が高まり、2学期のラストスパートも活気あふれる毎日になりそうです。